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戯言

俺には俺の生き方がある
今までずっとそう考えてきた
中一のときにいじめられて、俺は俺だと開き直った
それでいいと思ってた


本当にそれでいいのか?



自分で選んだ高校に入って、自分が選んだ商業科の勉強をしてる
成績の方は学年20位をとった
そして先生に警告された
「最初にいい成績をとって、いい気になっててきとうな学校生活をおくって、気がついたら卒業が危うくなっていた そんな先輩たちとおまえはそっくりだ」
そんな人間じゃないと思っていた
そんな人間になるはずないと思ってた

もうなってるんじゃないか?

でも、直せない
踏み外した道を突き進んで、後ろを振り返ったらもう道は見えない

何を目指す?

将来の夢のために選んだ放送部
最初の大会で全国大会に進んだ
視界が広がった
部のエースとしてやっていけと顧問の期待を背負った
それだけじゃやれない
放送部の普段の活動は何をやってる?
何もやってない
みんなはそれでいいのだろう
何も目指していないのだから
今が楽しければいい
そんな人間の集まった楽しい部活だ
俺はそれを求めていたわけじゃない
だから放送部に行かなくなった
掛け持ちの合唱部ならいつも練習をしている
だから合唱部に重点を置いた
ただだべってるだけの放送部よりよっぽど有益だと思う

放送部のラジオドラマの台本が配られても練習する気配が感じられない
だから行かなかった
それでもたまに練習していたという
「練習に来ないんだもん」と文句を言われても困る
いつ練習するのかわからない部活より毎日練習がある部活を重視しようとするのは当然じゃないか?
わがままだといえばそれまでだ
確かにわがままなことに変わりはない

合唱部の方では一年の男声で一番上手いと言われた
俺がいないとうまくできないと言われたこともあった
だから先輩みたいに上手くなろうと努力してる
努力してるつもり

それでいいのだろうか
考えれば考えるほど沈んでいく

何もできない

by yukyusoubi | 2007-10-03 14:14  

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